リスニングタッチって?スペースって?

さてさて、ロルファー中山剛志さんとお話をする機会があり、その中のトピックの1つ、リスニングタッチについてちょっと話が長く(しかもわかりにくく)なってしまったので、記事を分けました。
その他のトピックは、「ロルファー 中山剛志さん」の記事からご覧ください。

ロルフィングで学ぶタッチの方法は、主に3つあります。1つは、ダイレクトタッチ。文字通り、身体に触って直接的な圧を加えていくやり方です。2つ目は、インダイレクトタッチ。触った箇所を通して、別の場所にアプローチしていく(例:背中に触れながら、お腹にアプローチする)やり方。
そして、リスニングタッチ。名前から、「身体の声を聞くような触り方」と想像ができます。触って身体の声を聞きながら、自己調整を促すような静かで優しいタッチです。ロルフィングでは、身体の深部にアプローチする前や、セッションの最後などに自律神経を落ち着かせるために使うことが多い、という印象です。
このリスニングタッチが、私は苦手で苦手で…感覚を研ぎ澄ませようとすると、情報過多になってしまって自分が何を感じているのかすらわからなくなってしまいます。
なので、得意とされている中山さんにぜひそのお話を聞きたかったのです!中山さんからいただいたアドバイスは、「リスニングタッチはスペースが重要」ということでした。
この、「スペース」については別途自分の理解をまとめようと思っていますが、ロルフィングではかなり重要視されている概念です。
例えば、ただ両足で地面に立っているときや歩いているとき、「上から頭が吊られているようなイメージで」と言われたことはありませんか?私は姿勢を正されるときに両親によく言われていたのですが、確かに頭が空から吊られているイメージをすると、自然と頭が持ち上がって、背筋が伸びるような気がします。同じように、「自分の後ろに大きなスペースがある」と想像すると、私の場合は少し胸が開いて肩の力が抜けるような気がします。
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このように、「空間(スペース)をイメージすること」は、身体のあり方、身体の動かし方に大きな影響を与えます。
そのため、「ロルフィングは身体にアプローチするだけでなく、スペースにアプローチすること」と謳うロルファーの方もいるくらい、重要視されている概念なのです。
これは、ロルフィングを行うロルファーにとっても重要で、スペースを意識できていないと身体に無駄な力が入ってしまったり、変な姿勢でワークを行ってしまうことがよくあります。私の場合は、「尾骨から尻尾が伸びているようなイメージで、下半身の後ろにスペースがあるとイメージすること」と、「頭の上が空から吊られているとイメージすること」で、足をしっかりと地面にグラウンディングさせて、上半身は下半身の延長上で上に向かって伸びる、という自然な態勢を作ることができます。
そうして自分のスペースを確保したら、そこから自分を中心に球体を広げていくようなイメージで、クライアント、マッサージテーブル、部屋全体、といったようにスペースを広げていく。それが、リスニングタッチのコツということでした。

確かに、ただ漠然と身体の感触や動きを感じよう、感じようとすればするほど意識は手の平だけに向いてしまい、結局何もわからなくなってしまいます。しかし、そういったスペースを意識することで自分の知覚が変化し、今までのタッチとは違うような感覚がありました。
特にわかりやすいのは、仙骨と足首だそうで、リスニングタッチを活用することで身体が自己調整によって動き始めるのが明確にわかるそうです。
私はまだちょっともやっとした感覚しか掴み取れていませんが、Phase3までの間になるべく練習を重ねるつもりです。特に、「スペースを意識する」ことの大切さは、わかっていてもついつい忘れがちなので、忘れていても無意識にできるくらいになりたいものです。

早速、その日の夜から家族を練習台にリスニングタッチの練習をしてみました。
たかがイメージ、されどイメージ。ちょっと雑然とした家の中では、なかなかスペースのイメージが難しい…!
ああ、だからミュンヘンでもボルダーでも、トレーニングを行う環境は静かで穏やかな環境だったんだな、と改めて理解しました…
まだまだ道のりは遠し!!でも千里の道も一歩から!

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Author:マイコ
ドイツのミュンヘンにてロルフィングの勉強中です。
まずは自分の備忘録代わりにブログ始めてみました。

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